2019年6月7日(金)公開の映画「海獣の子供」の原作者である五十嵐大介さん。
そして、海獣の子供の主題歌「海の幽霊」を歌っている米津玄師さん。
この二人がタッグになって気づいたことが一つありました。
それは、
米津玄師さんの作画と五十嵐大介さんの作画の雰囲気が似ているということです。
「海の幽霊」のMVが公開されて見ていたのですが、
「このMVに使われている絵は米津玄師さんが描いたのかな?」
と思っていました。
するとこれは五十嵐大介さんが原作の「海獣の子供」の映像だと知り、二人の作画なんか似ているな~と感じていました。
色々二人の事について調べていくうちにそれを裏付けるような出来事があったのでご紹介します。あくまで推測になります。
米津玄師さんは昔は漫画家になりたかった。
米津玄師さんは音楽活動と並行してイラストレーターとしも活動しており、自身のジャケットデザインやライブグッズを自らが手掛けています。
そんな米津玄師さんは昔は漫画家になりたかったそうで、それは今も変わらないんだとか。
米津玄師さんは美術教員の免許を取得していた母親の影響で幼少期から絵を描くのが好きで、音楽活動をする前は漫画家を目指していたそうです。
また、2015年5月18日の米津玄師さんのTwitterでは次のように呟いています。
「昔は漫画家になりたかたなぁ。今もなりたいけど。」
昔は漫画家になりたかったなあ。今もなりたいけど。 https://t.co/ZJ7Uxxze8k
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) 2015年5月18日
ツイート引用:米津玄師 ハチ
また2018年に漫画「BEASTARS」の作者、板垣巴留(いたがきぱる)さんと米津玄師さんが対談をしています。
その対談において米津玄師さんがこのような発言をしています。
「中学生の頃にマンガ家に憧れて、聞きかじった知識でペンとか買って原稿用紙に描いたりしていたんですけど、実際自分で描いてみたらすごく時間がかかって、これを毎週やっているなんて超人だなと思って。「これは俺には無理だわ」っていうぼんやりとした挫折がありつつ、生活を続けていく中で音楽を好きになって、音楽家の方向にシフトしていきましたね。」
「でもマンガ家になろうと思ってすごい挫折をしたわけじゃないので、今でもマンガ家になりたいっていう気持ちは自分の中で尽きていないんです。本当にマンガ家さんってすごい職業だと思います。」
これらのことから昔から漫画家に憧れを持っていることが伝わります。
ちなみに最初に単行本を買ったマンガは「NARUTO-ナルト-」だそうです。
米津玄師さん、尊敬している五十嵐大介さんと出会う
2017年4月25日に米津玄師さんがTwitterで次のように呟いています。
「漫画家の五十嵐大介さんとお話してきた。尊敬する人と会えるのは嬉しいし恐ろしい。とにかく音楽やっててよかったなと思える夜だった。いい日でした。」
漫画家の五十嵐大介さんとお話ししてきた。尊敬する人と会えるのは嬉しいし恐ろしい。とにかく音楽やっててよかったなと思える夜だった。いい日でした🎈
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) 2017年4月25日
ツイート引用:米津玄師 ハチ
このツイートから、おそらく漫画家を目指していた頃から米津玄師さんは五十嵐大介さんを尊敬していたのではと考えられます。
米津玄師さんの作画と五十嵐大介さんの作画の雰囲気が似ている?
今回の映画「海獣の子供」で二人がタッグを組むことで気づいたことが一つあります。
それは米津玄師さんの作画と五十嵐大介さんの作画の雰囲気が似ているということ。
これが五十嵐大介さんの「海獣の子供」での作画です。
映画「リトル・フォレスト春夏秋冬」公開まで1ヶ月となりました。今夏は五十嵐原作の映画が2作続けて公開されます。
5月はリトル・フォレスト春夏秋冬
6月は海獣の子供
どちらもよろしくお願いします!
↓2007年、海獣の子供1、2巻+カボチャの冒険 発売記念書店フェア告知イラスト。過去作共演です。 pic.twitter.com/bOD00eQjz3— 五十嵐大介お知らせ (@igadaioshirase) 2019年4月18日
次に米津玄師さんの曲、アイネクライネが1億再生を突破した記念に描かれた作品です。
アイネクライネ1億再生ありがとうございます。記念に描きました。これからもよろしくお願いします。https://t.co/qljutOXRdu pic.twitter.com/TlrqaESn0P
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) 2018年3月29日
どうでしょうか?
何となく雰囲気が似ているような気がしませんか?
他にもいくつか並べて比較してみます。
五十嵐大介さん
ディザインズ第21話掲載の月刊アフタヌーン1月号、明日発売です!(ディザインズは隔月掲載です) pic.twitter.com/0ven1uCP7r
— 五十嵐大介お知らせ (@igadaioshirase) 2018年11月23日
米津玄師さん
あけましておめでとうございます。2015年はなかなかいい年でしたが、2016年はさらにいい年にしたいと思います。今年もよろしくお願いします。 pic.twitter.com/zzkS7Qh7WV
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) 2015年12月31日
どうですかね?
感じ方は人それぞれですが、似ているような気がしなくもないような…
もし米津玄師さんが絵を学ぶ際に尊敬していた五十嵐大介さんの作品を参考にしていたならば、その影響を受けて作画の雰囲気がどこか似ていてもおかしくないかな思います。
そう考えると、今回の映画でタッグを組んでいることがすごく運命的で鳥肌が立ちました。
今回の映画「海獣の子供」が映画化されたもの、米津玄師さんの好きな漫画の一つが海獣の子供で、2年前初めて会ったことをきっかけにこの映画の制作が始まったのではないかとか色々考えてしまいます。
以上、二人の作画の雰囲気が似ている理由について推測しました。
「海獣の子供」の大ヒットを願いながら終わりにしたいと思います。
とにかくこの映画が楽しみでしかたないので早く見に行きたいです!
皆さんもぜひ劇場まで足を運んでみて下さい!
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