エリート銀行員殺人事件について新たな展開がありました。
2019年5月22日、エリート銀行員殺人事件について弥谷鷹仁(やたにたかひと)と母・弥谷恵美(やたにえみ)が2人で初公判へ…。
その初公判にて母、弥谷恵美が息子の殺人をほう助していないと否認しています。
果たしてほう助していたのかどうか論点となっています。
事件の内容とともにほう助していたのかどうか考えていきたいと思います。
報道の内容ついてまとめました。
恵美被告:ほう助していませんと否認。初公判で明らかになった内容
初公判にて明らかになった内容をまとめました。
事件内容について時系列をさかのぼってみてみます。
9日前
・遺体を埋める場所として実家の敷地内を提案・約束していた。
3日前
・ホームセンターでシャベルを購入
2日前
・実家で弥谷鷹仁と弥谷恵美が遺体を埋める穴を事前に掘る
事件当日
・弥谷鷹仁が千葉・柏市の自宅で弥谷麻衣子さんに睡眠導入剤入りのカレーを食べさせる。
・弥谷鷹仁が車を止め、車中で弥谷麻衣子さんの首を絞め殺害
・弥谷鷹仁被告が母・恵美被告と実家の敷地内に弥谷麻衣子さんの遺体を遺棄
ほう助となりうる要因
犯行前のやりとり
・母親に離婚などを相談する中で殺害を話し合うようになった。
→離婚から殺害に話が持っていくのが少し疑惑。母親から提案があったのでは?
・遺体を埋める場所等の計画の相談にのっていた。
・SNSで「棺おけが必要」「睡眠薬を用意」とのやりとりがあった。
犯行後のやりとり
・遺体を埋めるのを手伝った。
・「奥さんがいなくなった」に対して弥谷恵美さんは「失敗したの?」
→犯行が行われることを知っていた?
母・恵美さんの供述
母・恵美さんは次のように供述しています。
息子が本当にやると思わなかった。
息子を助けたかった、守りたかった。
息子から頼まれて手伝った。
夫にバレたらまずいと思い埋めた。
この供述はほう助していたかどうかを判断するポイントになるのでしょうか?
以上、初公判の内容について簡単にまとめました。
遺体を埋めるのを手伝った段階でほう助になるのではと報道を見ながら考えていました。
来週の月曜日にも新たな情報が出るそうなので、分かり次第お伝えしていこうと思います。
進展がありましたので、追記の内容を次の記事にまとめておきます。
弥谷鷹仁が初めての被告人質問で証言台へ。そこで語る内容とは?
弥谷鷹仁被告は懲役17年求刑、恵美被告は懲役6年求刑となりました。
最終判決が下されました。次の記事にまとめています。
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